2026年1月下旬に始まる「あおもり国スポ冬季大会」の会場の一つ、「FLAT HACHINOHE(フラットはちのへ)」のアイスリンクに高低差ができている問題で、施設の運営会社から改修工事のスケジュールが示されました。

「FLAT HACHINOHE」の運営会社が2日、八戸市役所を訪れ、市や県スケート連盟などに今後の改修工事のスケジュールを説明しました。

工事では、地盤の凍結でリンクに高低差ができる「凍上」の解決に向けて、7月~9月まで施設を閉鎖。リンクの氷をすべて溶かした上で、冷却配管を撤去するなど応急処置を行い、10月の利用再開を目指すということです。

八戸市 熊谷雄一 市長
「限られた期間の中で、できる限りの改修を行うということにつきまして、一定の理解はいたしました。これまでと同様の事態が見受けられた場合には、素早い対応を求める」

施設では、2026年1月からの国スポ冬季大会のフィギュアスケート競技などが行われることになっています。

県スケート連盟 岡田 英 会長
「抜本的な解決までという話ではなかったが、氷を平にして間に合わせるということでしたので、まずは安心していた」

一方で、7月からの改修工事はあくまで応急的なもので、運営側は抜本的な解消は国スポ以降に対応が必要としています。