災害時の避難に支援が必要な人や支援する人の個人情報の名簿109人分を紛失した可能性があると、岩手県一関市が2日明らかにしました。

一関市によりますと、紛失の可能性があるのは「避難行動要支援者名簿」です。
この名簿は災害が発生した時に避難をするのに支援が必要な人や、支援する人の個人情報を記載したものです。

市が名簿を更新する際に、関係者6人が保管している名簿の所在が不明なことがわかりました。
名簿に個人情報が記載されているのは、要支援者39人分と要支援者の緊急連絡先や避難支援者70人分です。

市は今後名簿を所有する関係者に対し、保管場所や状況の確認を実施することにしています。