山梨県早川町の最も奥に位置する地区に十数年ぶりに日用品や食料品の販売店がオープンしました。
高齢化する地域の生活を支える場となっています。
人口811人の早川町。

「西山温泉・湯島の湯」に先月19日にオープンしたこちらの売店。
カップラーメンにスナック菓子、ゴミ袋などおよそ140の日用品を取り揃えています。
早川町で最も奥に位置する西山地区には少子高齢化の影響で日用品を購入できる商店はありません。買い物は週1回の移動スーパーを利用するか、車で片道40分以上をかけて隣の身延町のスーパーに行くしかなく、この地区に商店ができたのは十数年ぶりです。

南アルプスふるさと活性化財団 湯村進一事務局長:
「車がないと外まで買い物に行く手段が全くない。近くに商店が久しぶりにできて、生活に安心を感じるお客さんの声もいただいている」