イランの核開発をめぐってアメリカが提示した合意案には、イランによる限定的なウラン濃縮を認める内容が含まれているなどと、アメリカメディアが報じました。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は2日、複数の情報筋の話として、アメリカが先月末に提示したイランの核開発をめぐる合意案には、イラン国内で一定期間、限定的なウラン濃縮を認める内容が含まれているなどと報じました。
アメリカはこれまで、イランのウラン濃縮活動の完全停止を求めていた一方、イラン側は平和利用を目的としたウラン濃縮の継続は譲れないとの立場を繰り返し示すなど、協議の最大の争点となっていました。
「アクシオス」によりますと、合意案ではほかにも、イランによる新たな濃縮施設の建設を認めないことなどが含まれているということです。
一方、ロイター通信は2日、イランの外交当局者の話として、アメリカの提案を拒否する方向で調整していると報じていて、今後の対応に注目が集まっています。
こうした報道が出る中、アメリカのトランプ大統領は2日、SNSで「私たちが見込んでいる合意では、ウランの濃縮は一切認められない」と改めて強調しました。
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