「あおむけ寝」推奨で増える変形 脳の重みでゆがむ骨
近年、赤ちゃんの頭の形に悩む親が増加している背景には「うつぶせ寝」による乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防策として「あおむけ寝」が推奨されたことが影響しています。
松山美智子 医師(那覇市立病院 脳神経外科):
「うつぶせ寝ではなく、あおむけ寝を指導されて、そのまま寝返りを自分で打てないので、ずっとその状態で寝てしまうと、自分の脳の重みで骨がゆがんでいってしまう。頭の形が変形してしまう子が増えている」

頭のゆがみは、主に3つのタイプに分けられます。左右でずれがみられる「斜頭症」、あおむけ寝に多くみられ、頭の幅に対して前後が短くなる「短頭症」、横向き寝に多く、頭が長く伸びる「長頭症」です。
ほとんどの場合が病気ではありませんが、ごく稀に頭蓋骨の成長が妨げられる病気「頭蓋縫合早期癒合症」が隠れている可能性もあります。診察ではゆがみの原因を詳しく調べ、適切な治療へとつなげていきます。














