サッカーJ2ベガルタ仙台は、5月31日ホームで札幌と対戦。豪雨の中での試合は、波乱の連続となりました。
リーグ戦では、今シーズン最後となる宮城県利府町でのホームゲーム。激しい雨の中、スタジアムには、1万人を超えるサポーターが駆けつけました。
しかし、試合は、前半13分を過ぎに、雷の影響で一時中断に。約1時間20分後に試合は無事に再開されました。中断明け、流れを掴んだのは、ベガルタ。
44分、宮崎鴻選手のシュート。さらに荒木駿太選手がゴールに迫ると。その直後でした。右サイド華麗なパスワークから、最後は郷家友太選手が2試合連続ゴールでベガルタが先制します。
後半も雨が降り続く中、勝ち点3獲得を目指すベガルタ。このまま逃げ切るかと思われた43分に失点。豪雨に試合中断と波乱のゲームは痛み分けに終わりました。
ベガルタ仙台 郷家選手:
「試合中断もあってすごく難しいメンタルやコンディションの中でしたが、先制したところまでは、本当に良かったですし、勝ち切りたかったというのは、正直なところではあります。次節まで、この2週間見直して修正して、みちのくダービーに備えてやっていきたい」
ベガルタですが、2日にJ3の高知ユナイテッドSCからFWの小林心選手が、完全移籍で加入することを発表しました。小林選手は、今シーズンJ3で10得点をあげ、得点ランキングトップに立っていました。
小林選手は、加入に際し「このチームをJ1に昇格させるために、覚悟を持ってきました。まずはゴールという結果で、ファンのみなさんの心をつかみたいと思います」とコメントしています。