【原告のひとり】
「私は私なりに苦しいんです。しびれや、こむらがえりや、めまいや…」
「元凶ってのは、やっぱり水銀のせいじゃないでしょうか」
「認めないと言われて、どうすれば私は納得できるでしょうか」
【原告のひとり】
「感覚障害はあるけど認められません。それしか毎回同じ返事しかないんですよ」
「なんで真ん中の姉だけは認められて、私の姉と私は認められないのでしょうか」

【浅尾慶一郎環境大臣】
「認定される方されない方があって、その結果として分断をもたらしていることについては大変重く受けておりますし、胸が痛む思いであります…」
新潟水俣病の公式確認から60年がたち、被害者や関係者の高齢化が進むなかで、切実な訴えに対し、国はどう向き合っていくのでしょうか?