新潟水俣病を巡っては、国の基準で患者と認められない人が相次ぎ、今も認定や損害賠償を求める裁判が続いています。
被害者団体は、5月31日に行われた浅尾慶一郎環境大臣との懇談の場で“被害者全員の救済”を求めましたが、議論は平行線をたどりました。

2024年に熊本で開催された被害者団体との懇談の際には、環境省が発話中のマイク音声を切り、問題となっています。

【新潟水俣病共闘会議 常任幹事 味岡申宰さん】
「まだ未救済の水俣病被害者が存在するんだということを前提に、お話しされたということでよろしいでしょうか?」