女子キックボクシングの世界タイトル戦がきのう倉敷市で行われ、岡山県矢掛町出身のMARI(マリ)選手がチャンピオンに輝きました。

3分3ラウンド制で行われたキックボクシング、ISKA(アイエスケーエー)アトム級の世界タイトルマッチ。MARI選手が挑んだのはフランス人のチャンピオン、ヤデ・パレット選手です。第1ラウンド、MARI選手は、序盤から持ち前のパワーとスピードを生かしたパンチとキックを繰り出しチャンピオンにプレッシャーをかけていきます。迎えた第3ラウンド、チャンピオンをロープ際に追い込み連続攻撃を浴びせます。ここで試合終了のゴング。判定の結果、3‐0でMARI選手の勝利。

ISKAの女子キックボクシングで岡山県出身者として初となる世界チャンピオンが誕生しました。
(MARI選手)
「世界チャンピオンとしてどんどん強くなっていきますので、これからも応援をよろしくお願いします。きょうは本当にありがとうございました。」

15歳でキックボクシングを始め、30歳にして世界チャンピオンの座についたMARI選手。これからもさらに強くなれるよう練習を重ねていきたいと話していました。