地震と豪雨で被災した能登の生産者を支援するため、2日、北陸3県の郵便局で海産物や菓子などを注文できるカタログ販売が始まりました。

日本郵便北陸支社では、能登半島地震と豪雨で大きな被害を受けた能登の事業者を応援しようと、6つの市と町にある事業者の15の商品を掲載した「がんばろう能登!まいもんカタログ」を作成し、2日から販売をスタートしました。

金沢中央郵便局では記念セレモニーが行われ、七尾市出身のパティシエ辻口博啓さんと、津幡町出身のオリンピック金メダリスト金城梨紗子さんがゲストとして招かれ、「能登が忘れられることのないように広く発信していきたい」と思いを語りました。カタログには能登の海産物や菓子などが紹介されています。

「私も能登出身。なにか応援できればとの思いで。海産物は懐かしいですし、パティシエの菓子は東京の友人などにも広めていければ」(羽咋市出身の男性)

郵便局を訪れた男性は早速、自分用と職場用に窓口で注文していました。

「がんばろう能登!まいもんカタログ」は、北陸3県の郵便局の窓口で受け付ける他、ネットショップでも全国からの注文が可能で2026年3月末まで実施されます。