かつて1700人以上の命が奪われた岡山空襲から今年で80年です。その実態と被害などについて語り継ぐ講演会が岡山市北区で開かれました。

講演会は岡山空襲の悲惨さを後世に語り継ごうと開かれたものです。

1945年6月29日、岡山市街地に約9万5000発もの焼夷弾が投下され、1700人以上の命が奪われました。

講演会では、CG動画や当時の写真を使って、空襲の経緯や被害の大きさなどが伝えられ、参加者は平和の尊さをあらためて感じていました。

(参加者)
「80年前、この岡山が空襲の舞台であったということは我々も知っておくべきだと思う」

(岡山空襲展示室 学芸員 木村崇史さん)
「体験の継承は非常に課題になっている。そうしたところを我々がうまく補っていけるようにしたい」

来月(6月)には、岡山市北区の岡山空襲展示室(岡山シティミュージアム内)で企画展が開かれます。