店頭での販売が迫る、小泉農水大臣、肝いりの備蓄米。すでに引き渡されている「古古米」は販売をめぐる駆け引きが過熱しています。早いところでは、5月31日にも店頭に備蓄米が並び始める見込みです。
新たな備蓄米 申し込み開始 大手コンビニ3社も意欲
小泉大臣が訪れたのは、政府備蓄米の倉庫。

小泉進次郎 農水大臣
「僕らが感じているこの気温も15℃以下」
15度以下で管理されているというのは4年前のコメ。古古古米です。
倉庫関係者
「温度も湿度もそれからコメの状態、万全を期している」

小泉農水大臣
「こんなに素晴らしい管理をしているところ、世界でもなかなか無いんじゃないですか」
この古古古米の契約の申し込みが30日から新たに始まりました。
対象となるのは中小のスーパーや(精米能力を有する)町のコメ店。早速、申し込んだのは…

ファミリーマート担当者
「3か月間で1000トン、申し込み致しました」
コンビニ大手のファミリーマートです。「手軽さ」を売りにした1キロ=400円程度(税抜)の備蓄米で6月上旬に販売することを目指します。

ファミリーマート担当者
「1キロ袋ということは食べたことがない方に食べて頂きやすいということもあります。店舗網と配送網をいかして、全国の皆さんにお届けすることに協力をさせて頂きたい」
さらに、セブン-イレブンやローソンも申請を行っていて、大手コンビニ3社が「古古古米」契約に意欲を見せています。