30年以上にわたってロシアの野生動物などを撮り続けてきた写真家の福田俊司さんがロシアの写真賞を受賞しました。

ロシア地理学会が主催し、自然保護などに貢献した人を表彰する「クリスタル・コンパス」賞の写真部門で、日本の動物写真家・福田俊司さんが大賞を受賞しました。

福田さんは1990年代初頭からロシア極東などで撮影を続け、絶滅危惧種のアムールトラやアムールヒョウのほか、ホッキョクグマ、オオワシなどの作品で高い評価を獲得し、世界的な自然写真コンテストでの受賞歴もあります。

動物写真家 福田俊司さん
「ロシアの自然を見なければ、日本の自然はわかりません」

福田さんは「ロシア極東の自然は日本の自然の映し鏡だ」と語り、国境を越えて自然はつながっていると強調しました。