若い人や移住者の協力で・・・”ほたる祭を再開したい”

豪雨の影響で、宝珠山川の護岸工事は今も続いています。
ほたるを育てる会の若手、熊谷和也さんです。今年もホタルの姿は見られましたが、まだ数は少ないということです。

宝珠山ほたるを育てる会 熊谷和也さん(40)
「以前は全部この通りは、すごくイルミネーションみたいな。手で捕まえられるぐらいすごく多かったです。被災後は本当に少ないし、ホタルの飼育も僕も勉強中なんですけど。皆で盛り上げていきたいなと思っています」

ホタルの飼育に加え、祭りの開催には出店やステージイベント、駐車場の管理など、様々な準備が必要です。
高齢化や人手不足によって、今年は祭りの開催を断念しましたが、今後、若い人たちや移住してきた人と一緒に盛り上げていきたいと話します。

宝珠山ほたるを育てる会 熊谷和也さん(40)
「ほたる祭の中止はさみしいのはありますけど、今回はやむをえないかなと。今後、協力してくれる方とかいれば、一緒に祭りをしていけたらと思っています」

宝珠山ほたるを育てる会 川村清孝 会長(73)
「やっぱり会員が若い方が入ってくれれば、祭りもずっと続いていくんだろうと思う。そこがなかなか難しい」

ほたる祭は中止ですが、現地でホタルは見ることが出来ます。6月中旬ごろまでがシーズンということです。