石破総理はバングラデシュの暫定政権を率いるムハマド・ユヌス首席顧問と会談し、引き続き、バングラデシュの新たな国づくりを後押しする考えを伝えました。

バングラデシュでは去年8月、学生らの抗議活動などによって、およそ15年続いた前の政権が崩壊し、ノーベル平和賞受賞者でもあるユヌス氏が暫定政権を率いています。

石破総理はきょう、来日中のユヌス首席顧問と会談し、進行中の円借款案件を含め持続的な経済発展などのため、引き続き、バングラデシュの新たな国づくりを日本側が後押しする考えを伝えました。

石破総理
「暫定政権による国づくりを我が日本国として後押しをし、二国間関係をさらに発展させてまいります」

バングラデシュ ムハマド・ユヌス首席顧問
「暫定政権の改革への日本のご支援に感謝するとともに、今後も我が国への積極的支援・協力をいただきたく、お願い申し上げます」

また、両首脳は厳しさを増す安全保障環境や両国の人的交流などについても議論し、協力をすすめることで一致しました。