「書」を通して日本の文化を学びます。

アメリカの大学生が30日、山口県光市の築およそ180年の古民家で書道を体験しました。



体験したのはアメリカ・東テネシー州立大学の学生10人です。

書道家・藤田浩苑さんのフルートの演奏に合わせたパフォーマンスを見たあと、いよいよ実践です。

それぞれが選んだ好きな漢字を1字を書きます。

筆や半紙に苦戦しながらも、一筆一筆、丁寧に書いていました。

この取り組みは、書道を通じて日本の文化に親しみをもってもらおうと藤田さんが開いたもので、今年で2回目です。

大学教員のアーノルド純子さんがオンラインで藤田さんの指導を受けている縁で実現しました。

体験した学生
「はい難しいですね。絵を描くような感じですが、黒のインクが気に入ってます。きれいでシンプルですね」
「『龍』が大好きです。これまでやったことないけれど楽しいです」

思いのこもった味のある作品が出来上がりました。

11月に開かれる作品展で披露される予定です。