去年4500万円あまりの使途不明金が見つかった山口県の防府市シルバー人材センターは30日、定時総会で第三者委員会がまとめた再発防止策の報告書を順守することを確認しました。



この問題は、防府市シルバー人材センターで2020年度から22年度にかけて、決算額と銀行残高との間に合わせて4500万円あまりの差額が見つかったものです。

定時総会では、第三者委員会がセンターに出納責任者に任期を設けること、外部監査の導入に努めることなどを提言した報告書を順守することを確認しました。

阿部裕明理事長は「複数年にわたり見過ごしてしまったことをおわびする」と話し、理事長を含め4人が辞任しました。