赤ちゃんの成長の過程を学ぶ出前授業が甲府市の小学生を対象に開かれました。

松島直輝アナウンサー:
「子どもたちが真剣な表情で見つめるその先では『いのちの授業』が行われています」

甲府市の里垣小学校の3年生32人を対象に行われたのは、山梨県看護協会による命の大切さを考える特別授業です。

授業では4人の助産師が講師となり子どもたちに妊娠から出産までの流れや赤ちゃんの成長の過程について説明しました。

子どもたちは赤ちゃんが誕生するのは奇跡的な確率であることや、栄養とともに育てる人の心の豊かさが成長において重要なことを学び、積極的に質問をしながら授業に参加していました。

参加した児童は:
「(生まれてくる前の)最初の大きさがすごい小さかったのでとてもびっくりした」
「本当にこんなすてきな命をプレゼントしてくれたお母さん、お父さんにありがとうと言いたいです」

担当者はこの授業をきっかけとして命を大切にするきっかけにしてほしいと話していました。