大学と高校が連携して岡山土産の開発に挑戦です。きのう(29日)、岡山県浅口市の高校で企画会議が開かれました。

鴨方高校で開かれた企画会議では、高校生が開発する岡山土産の商品コンセプトが発表されました。地域貢献への喜びを感じてもらい、将来、活躍できる人材を育てていこうと、中国学園大学の教授が高校生を指導する“大学と高校の連携プロジェクト”です。高校生からは、桃の形をしたパッケージに入ったクッキーが提案されました。

(鴨方高校3年 松原美月さん)
「岡山のおみやげとして持って帰るときに、桃太郎は岡山のおみやげとしてふさわしいかなと思って、関連する桃をモチーフにしたおみやげを作りたいと考えました」

指導にあたる大学教授は、かわいらしさなど、高校生ならではの感性で商品の開発ができればと期待を寄せます。

(中国学園大学 国際教養学部 佐々木公之教授)
「道のりは正直長いと思います。ですが高校生の元気、パワーをいただいて、面白い商品ができればなと思います」

今後も販売戦略の検討や、試作品作り、試食を繰り返し、今年12月の販売開始を目指すということです。