書や絵画、陶芸など様々な分野で活躍した芸術家で、美食家としても知られる北大路魯山人の作品展が岡山市北区で開かれています。

明治から昭和にかけて活躍した芸術家・北大路魯山人。岡山市北区の吉兆庵美術館で開催中の「陶芸家魯山人」では、美食を追求し、食の空間を芸術へと高めた作品が並びます。

「うつわは料理のきもの」という言葉を残していて、料理が引き立つ器をと作った多種多様な陶芸、約70点が訪れた人を楽しませています。

(吉兆庵美術館 学芸員 赤澤和幸さん)
「魯山人というのはその器に料理が盛られたときに、作品が完成されると言われていますので、料理が盛られた姿を想像しなが作品を見ていただくと楽しめるかなと」
多くの作品が今も高い評価を得ています。「陶芸家魯山人」は7月27日まで開かれています。