小学校の水泳授業民間委託福岡市ケース

今年度に民間委託で実施されている37校は「徒歩またはバスで片道10分以内でプールに移動できる学校」を条件に市が選定しました。
水泳授業は2コマ連続で行われ、この中に移動時間も含まれます。プールに入って水泳を習う時間は民間委託が45分、学校の授業が1コマ45分あたり20分から25分、2コマにすると同じくらいの時間になります。
1コマ45分の中で着替えの時間があり児童を見る教員の数も少ないため、全員を一緒にプールに入れて教えることは難しく、プールサイドで授業を見ている時間なども出てくるということです。
今年は36か所のプールで22の事業者が委託を受けています。1校が1つの施設を利用している
今後の課題は

福岡市の市立小学校は146校福岡市内や近郊の民間プールなどは約40か所。
実施校を増やそうにも限界があります。
福岡市教育委員会は民間委託を拡大する方向で考えていて、民間プールの事業者と複数校受け入れ可能か協議していきたいとしています。
そして、使われなくなった学校のプールは今後どうなるのか?防火用水としての役割もあるそうですが、今年度本格実施したばかりなのでこれから検討するということです。