5月22日、23日と相次いでクマと思われる動物が目撃された島根県益田市で、29日、新たなに目撃情報があり、島根県は目撃された公園全体を封鎖するなど対応を急ぐとともに、注意を呼び掛けています。
29日、クマらしき動物が目撃されたのは、島根県益田市にある県立万葉公園です。
29日の午前7時30分頃に、万葉公園管理センターに公園利用者から、公園内の郷土の森でクマらしき動物を目撃したとの情報が寄せられました。
これを受け29日午前、島根県西部農林水産振興センターの職員が現地を確認をしたところ、木についた爪あとや、桜の実の食べ跡など、クマの痕跡が見つかりました。
島根県では、木についた爪あとが薄かったことから、体長1メートルに満たない幼獣ではないかと推測しています。
島根県は万葉公園全体を封鎖するとともに、こでまでに設置した捕獲用の檻と監視カメラを増設することにしました。
また、22日にクマらしき動物が目撃された石見空港の風の丘広場、梅林の丘および自由公園も引き続き、注意喚起の看板を設置、パトロールを継続するとしています。