台湾や南西諸島から海を渡って旅をする渡り蝶「アサギマダラ」、10年前、この蝶に魅了された1人の少女がいます。
当時5歳だった新留かんなさんは、家族旅行で訪れた大分県姫島で初めてアサギマダラと出会い、虜になりました。
5月から6月にかけて飛来するアサギマダラ。アサギマダラが大好きなかんなさんの活動を追いました。
アサギマダラの魅力伝える女子高校生

新留かんなさん「羽の色とか飛び方に注目して見てほしいです」
多くの人に囲まれてアサギマダラの説明をしている高校生。福岡県遠賀町に住む新留かんなさん、15歳。

この日は、宗像市にあるホテルの庭で、飛来してきたアサギマダラの魅力を伝えていました。

訪れた人「青い羽がきれいでかわいかったです」
子ども「蝶がいる!」

訪れた人「蝶々、蝶々と言って嬉しそうなので良かったです。なかなか、間近で見れないからいい体験ができたと思います」

訪れた人「毎週通ってる感じ。癒やしになってるかもしれない」
訪れた人「シャッターチャンスを逃しました・・・」

たくさんの笑顔であふれるこの花だん。当時9歳だったかんなさんが半年の月日をかけてお父さんと一緒に作りました。
その理由は・・・

新留かんなさん「スイゼンジナです。5月に花が咲くから、その花の蜜を吸いにアサギマダラがやってくる」