岩手県一関市東山町の「石と賢治のミュージアム」で、協力研究員の鈴木実さんが趣味で集めた珍しい鉱物を集めた企画展が行われています。

「M's MINERAL COLLECTIONS」と題して行われているこの企画展は「石と賢治のミュージアム」の協力研究員で、コレクターとしても知られる一関市の鈴木実さんが、小学校1年生の時から31歳の現在までの約25年間で集めた、貴重な鉱物を集めて集めて行われているものです。

会場には鈴木さんのコレクションの中でも「フォスフォフィライト」や「輝安鉱」、「ブラックオパール」、「針鉄鉱」など選りすぐりの珍しい鉱物40点が並んでします。

こちらパリゴルスキー石という鉱物は石綿の一種です。鉱物は「硬いもの」というイメージを持ちがちですが、実際にふれてみると段ボールの表面をもみほぐした時のような感触で驚かされます。

鈴木さんは「本当にきれいな鉱物標本とはこういうものだ、というところを是非見ていただきたいです」と話していました。

この企画展は7月6日(日)まで一関市東山町の「石と賢治のミュージアム」で行われています。