被爆80年となることしの長崎平和祈念式典で、被爆者の歌声が3年ぶりに復活することになりました。
毎年8月9日に長崎市がとり行う平和祈念式典では、2010年以降「被爆者歌う会ひまわり」が代表曲「もう二度と」を披露していました。
「ひまわり」は高齢化を受けて2022年で出演を終え解散しましたが、「ひまわり」を主宰する寺井一通さんから、被爆80年に加え被団協ノーベル平和賞受賞で世界が注目することしの式典で、改めて被爆者の歌声で核兵器廃絶の思いをアピールしたいと長崎市に復活の申し出があったということです。
会は既に解散し被爆者以外のメンバーも入れて合唱団として再出発しているため、式典では団員にいる被爆者7人のほか広く参加者を募り、今年限りの歌声を披露する予定です。
合唱「もう二度と」は、8月9日午前10時40分から、式典オープニングで披露されることになっています。