警察官が、子どもたちにSNSの正しい使い方など「情報モラル」を教える特別授業が、福島県本宮市で開かれました。

29日に本宮市の本宮小学校で開かれたのは、「情報モラル教室」です。子どもたちがSNSやインターネットによる犯罪に巻き込まれないよう県警が開催しているもので、6年生の児童およそ80人が参加しました。

講師を務めた警察官は、SNSは使い方を間違えると名誉棄損や業務妨害といった犯罪につながるおそれがあることを、実際に起きている事件をもとに説明しました。

また、スマートフォンを使う際には知らない人と「会わない」、「個人情報を載せない」など、6つのルールの頭文字を取った合言葉『あとがこわい』を必ず守ってほしいと児童に呼びかけていました。

児童「スマホやタブレットでやり取りをしている。結婚とか就職など、将来にも影響してしまうのが怖いと思った」

児童「スイッチやスマホを使って(オンラインで)ゲームをしている。自分の個人情報を守ってゲームをしたい」

警察では、今後も県内の小中学校などでこうした教室を開催していくとしています。

◇福島県警は、スマートフォンやインターネットによる被害を防ぐため
スマートフォンを利用して
「あ」会わないで!(知らない人と)
「と」撮らないで!(自分の裸を)
「が」画像を送らないで!
「こ」個人情報を載せないで!
「わ」悪口を書き込まないで!
「い」いじめないで!(ネットを使って)
の、『あとがこわい』を標語として、被害防止を呼びかけています。