トラフグの養殖が盛んな山口県下松市の笠戸島で29日、稚魚の歯を切る「歯切り」が行われました。

小型のハサミを使って、トラフグの稚魚およそ4000匹の歯を素早く切っていきます。
4か月で体長およそ9センチ程度に育った稚魚を手に持って、揺れるいけすのうえで切るのはなかなか難しい作業です。
下松市栽培漁業センター 小酒井優弥さん
「結構揺れますので、揺れるとフグの歯を切っている最中に間違えて唇とか切ってしまって、そこから病気がでてしまうので、できるだけ集中してうまく傷つけないように切るよう気をつけてますね」
トラフグには上下2枚ずつ、あわせて4枚の歯があり、そのままにしておくと、養殖いかだの網にかみついて逃げたり、お互いの尾びれをかんで病気になったりする危険があります。
「歯切り」したトラフグは、7月に半分の2000匹を放流し、残る半分はここで養殖され飲食店などに出荷されます。
下松市栽培漁業センター 岡本考弘さん
「病気にならないように予防し、安定して夏バテにならないように、フグの健康に気をつけてエサをあげるというのが一番だと思います」
成長すると1匹およそ1.2キロになり、来年秋からの出荷を目指しています。
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