北九州市は、いわゆる「トランプ関税」への支援策を発表しました。補正予算案に中小企業への助成金、2000万円を盛り込んでいます。

北九州市の武内市長は5月29日、一般会計の総額が約8億7000万円となる補正予算案を発表しました。「トランプ関税」の影響で取り引きが縮小している中小企業に対し販路を拡大したり新規事業を始めたりする際の助成金として2000万円を計上しています。

北九州市・武内和久市長
「後手に回ることなく切れ目ない、企業と共に進んでいくためのサポートをやっていきたい」

このほか、北九州空港を利用する事業者への補助として2億8600万円、物価高対策として、直売所で利用できるクーポン券を追加で発行する費用に1800万円を計上しています。
補正予算案は、6月5日に開会する6月議会に提出されます。