長崎県内の景気について日銀長崎支店は「緩やかに回復している」と23か月連続で判断を据え置きました。

日銀長崎支店が今月21日に発表した金融経済概況によりますと個人消費は一部に物価上昇の影響がみられるものの、緩やかに回復しているとしています。一方で、住宅投資は足踏み状態となっているとしています。

そのうえで、景気全体としては「緩やかに回復している」として23か月連続で判断を据え置きました。

先行きについて日銀長崎支店は「企業の人手不足感の強まりと物価・賃金の上昇のほか、各国の通商政策などが経済物価情勢や金融為替市場に及ぼす影響を注視していく必要がある」としています。