行政代執行の対象になったのは、去年から再三撤去を求められながら最後まで残っていた船2隻です。
堀川では、行政や漁業関係者などが2012年に協議会を設立し対策に取り組んで来ました。
28日は県の委託を受けた業者が、船をつないでいたロープを切りクレーンで吊り上げてトラックの荷台に移しました。

島根県出雲県土整備事務所 荒木俊輔 維持管理部長
「大社湾という漁場に近い所でプレジャーに利便性の高い所。長年取り組まれて来た一連の対策が1つの区切りを迎えることが出来た」
近くで半分水没していたもう1隻も撤去されたほか、梅雨入りまでに、不法に設置されている杭や桟橋なども一掃されます。