山口県山口市は6月から新たに、5歳児全員を対象に公費での健診を始めることになりました。

山口市はこれまで、乳児は1か月、3か月、7か月、幼児は1歳児、1歳6か月児、3歳児の健診を公費で行っていました。6月から新たに、山口県内の市では初めて、5歳児も公費で健診を受けられるよう、対象を広げました。

5歳ごろは言語の理解能力や社会性が高まる時期で、就学するまでの間に継続して健診を行い、安心して子育てができる環境を充実させることがねらいです。今年度、対象の5歳を迎える子どもに対しては、誕生月に合わせて受診票を発送します。

伊藤和貴 山口市長
「お子様の状況に応じた相談先のご紹介や、心理士や教育関係者が参画する相談の場へのご紹介等につなげて参ります」

内容は身体測定や、生活習慣などについての問診、医師による診察で、市内の小児科で受けることができます。