2024年の愛媛産温州ミカンの収穫量は、和歌山県、静岡県に次ぐ全国3位だったことが農林水産省のまとめで分かりました。
農林水産省が公表した作物統計調査によりますと、県内産温州ミカンの去年の収穫量は、7万6100トンで、前年と比べておよそ3万5000トン、率にして32%減少しました。
その結果、収穫量の全国順位は、14万1700トンの和歌山、8万8500トンの静岡に次いで全国3位となりました。
温州ミカンの収穫量では、愛媛はこのところ全国2位が定位置で、3位転落は20年産以来4年ぶりとなりました。
県農産園芸課の担当者によりますと、県内産は去年が収穫量が少ない裏年だったことに加え、大発生したカメムシの被害や夏の猛暑による果実の日焼けなどが追い打ちとなったということです。
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