◇5月28日(水)福岡ソフトバンクホークス(パ4位)vs 北海道日本ハムファイターズ(パ1位)/みずほPayPayドーム

首位・日本ハムの背中を4ゲーム差で追うソフトバンク。前日27日は日本ハムを上回る7安打を放つも2得点止まりに終わった(日本ハムは6安打で5得点)。

打線の奮起が待たれる中、カギを握りそうなのが前日1軍復帰を果たした「近藤健介選手」だ。

昨季の最優秀選手賞(MVP)、ベストナイン(外野手部門)、首位打者(打率.314)、最高出塁率(出塁率.439)に輝いた近藤健介選手は、今年の開幕スタメンに「2番・ライト」で名を連ねたが…腰を痛め登録抹消。4月2日に兵庫県内の病院で、外側型(がいそくがた)腰椎椎間板ヘルニアの全内視鏡下椎間板ヘルニア摘出手術を受け、その後は競技復帰へ向けて調整を続けてきた。

そして、27日(火)約2カ月ぶりに戦列に戻ると、第1打席にあいさつ代わりのヒットを放つ。さらに5回にもセンター前へ弾き返し、4打数2安打をマークした。

復帰2戦目となる28日(水)、日本ハム・先発は今季初対戦となる加藤貴之投手だ。近藤選手の昨季の対戦成績を見てみると、7打数、4安打、2本塁打、3打点で打率.571、出塁率は驚異の.625という高い数字を残している。また今年のオープン戦も調べてみると2打席だけの対戦だが、2打数1安打とヒットを放っていた。

連敗ストップの打線のカギとなるか、近藤健介選手の活躍に期待したい。