台風シーズンを前に関係機関が連携を強化です。
宮崎市の加江田川で、河川の氾濫に備えた訓練がありました。

宮崎土木事務所が実施した28日の訓練には、宮崎地区建設業協会など合わせて6つの団体からおよそ40人が参加しました。

訓練は、宮崎市の加江田川が氾濫し、堤防が決壊するおそれがあるという想定で実施。

参加者は土のうを積み上げて水の流れを止める「釜段工法」の手順を確認したほか、今回、初めてドローンを用いた新たな訓練も行われました。

(三浦功将記者)
「ドローンを使って現場の状況を早く確認することが、今後の現場の早期復旧につながるということです」

参加者たちはドローンを活用し、被害現場や作業のようすをリアルタイムで関係機関に送りました。

(宮崎土木事務所 松山重保 技術担当次長)
「最新の情報で情報収集できることも知り得たので、どんどん活用していきたいなと思っている」

宮崎土木事務所は、こうした訓練を通して連携を強化し、大雨災害に備えたいとしています。