柔道の元世界女王で松本市出身の堀川恵(ほりかわ・めぐみ)選手が、地元で子どもたちを指導しました。
自身が稽古を重ねた道場で得意の「内股」を披露したのは、2022年の世界柔道・金メダリストで松本市出身の堀川恵選手。
27日は所属先の活動の一環で、塩尻市の誠心館道場を訪れ、園児から高校生までのおよそ40人と稽古をしました。
堀川選手は、相手と組み合ったところからの崩し方や脚さばきなどを具体的に指導。世界一の技術を吸収しようと、子どもたちは、積極的にアドバイスを求めていました。
稽古の最後は、乱取り。堀川選手も後輩に胸を貸します。
中学3年 竹田慈瑛さん:「動きが早くて、全然自分のやりたい柔道ができないまま投げられました。もっと強くなって、次はしっかり持って柔道をやりたいと思います」
中学2年 我妻優日南さん:「自分の柔道の幅が広がったなって思いました。堀川さんみたいな豪快な投げ方で投げていきたいと思った」
堀川恵選手:「こういう形で帰って来て、みんなのエネルギーをもらうのはすごく元気になりましたし、自分もこの子たちみたいな時があったんだなというのを、しみじみ思い出しました。私の基本にもなっている、楽しみながらやるということを忘れずに、これからも頑張っていってほしい」