見ごろの季節となったホタルを長崎市の小学生が鑑賞しました。

27日夜、長崎市の御手水川を訪れたのは長崎市立伊良林小学校の児童たちです。午後7時半ごろ、淡い光が水面に移り始めます。


150匹のゲンジボタルが舞い、児童らは「初めて見る。きれい」と声をあげていました。

伊良林小学校では、1982年の長崎大水害の記憶を伝え続けようとホタルの飼育に取り組んでいます。
中学3年生の卒業生は「長崎大水害の慰霊として飛ばし始めた取り組みなので、命の大切さを学びながらホタルの飼育に取りかかっていた。ホタルも精一杯飛んでいるので、あたたかく見守ってほしい」と話していました。
長崎市によりますと、ホタルは来月はじめ頃まで楽しめるということです。