■第26回アジア陸上競技選手権大会 2日目(日本時間28日、韓国・クミ)
女子100mH予選が行われ、1組に出場した田中佑美(26、富士通)が12秒89(+1.8m)をマークし、組1着で翌日行われる決勝進出を決めた。予選全体でも唯一の12秒台を叩き出し、トップで通過した。
スタートから勢いよく飛び出した田中は、そのまま加速しトップでフィニッシュ。予選から自己ベストに0.08秒迫る好走を見せた。また、1998年福岡大会でYUN Feng(中国)が出した12秒97の大会記録を0秒08更新した。
パリオリンピック™、23年世界陸上ブダペストで代表に選出された田中。18日に行われたセイコーゴールデングランプリでは12秒81をマークし、約8か月ぶりに自己ベストを更新した。
日本記録保持者の福部真子(29、日本建設工業)も今大会に出場予定だったが、体調不良により26日に出場辞退を発表していた。