
乳幼児のワクチンは大人より量が少なく、3週間の間隔をあけて2回目を、その後、8週間以上あけて3回目を接種する必要があります。同時流行が懸念されているインフルエンザのワクチンと一緒に接種することも可能です。
◆注意点を専門家に聞く
保護者が心配する副反応や接種後に注意すべき点を専門家に聞きました。

しんどう小児科 進藤静生院長「大人に比べて発熱の出る割合が非常に低い。保育園とか幼稚園、共同生活をしているお子さんはできるだけされておいた方がいいと思います。心配であれば定期的に熱を測ってどうあるか、あとは食事のとり具合、日頃の遊びと活発度がどう違うか、保護者の勘は非常に大事」
◆「かかりつけ医で接種を受けられる環境を」
福岡市で乳幼児が接種を受けられるのは、緊急対応ができるようにとの理由から、6つの基幹病院に限られています。接種状況によっては地域のクリニックに広げる予定ですが、進藤院長は「かかりつけ医で接種を受けられる環境を整えるべき」と話します。

しんどう小児科 進藤静生院長「お子さんが3人いらっしゃると、一人はクリニック、一人は別のクリニックで、もう一人は基幹病院でと3か所転々とされないといけないと、患者さんにとっては、特にお仕事をしているお母さんにとっては大変なことですから、そのあたりもう少し利便性を考えてあげてもいいんじゃないかと考えています」














