盛岡市は27日、市内2か所の教育・保育施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。

それによりますと、盛岡市内の園児・職員100人以上が在籍する教育・保育施設で5月14日から21日にかけて、園児26人と職員2人の計28人が嘔吐や下痢などの症状がありました。
検査の結果、症状のあった4人からノロウイルスが検出されました。
症状のあった人はいずれも回復、または回復傾向にあるということです。
市は施設に対し手洗いの徹底など二次感染予防策について指導しました。

また、盛岡市内の別の教育・保育施設でも、5月8日から21日までに園児・職員100人以上のうち14人に嘔吐や下痢などの症状がありました。
検査の結果、症状のあった5人からノロウイルスが検出されました。
市は施設に対し、排泄処理手順の確認や手洗いの徹底などを指導しました。