消防隊員の救助技術を競う大会が青森県八戸市で開かれ、出場した隊員たちが日頃の訓練の成果を披露しました。
この大会は、火災や地震などの災害が起きた時に、速やかに、そして確実に人命救助ができるよう救助隊員の技術と体力の向上を目的にして行われています。
26日に八戸消防署で開かれた「消防救助技術大会」には、八戸広域消防の5つの消防署から約50人の隊員が参加しました。
このうち高い場所への進入を想定した競技では、ロープを瞬時に体に巻き付け、15mのはしごを24秒以内に登ります。隊員たちは、機敏な動きで日頃の訓練の成果を発揮していました。
八戸消防本部 大野喜代治 消防長
「今回、実力を発揮できた人も、そうではなかった職員もいるとは思うが、これまで行ってきた訓練を、今後の現場活動に生かしてもらいたいと期待している」
八戸大会で上位に入った隊員は、7月に五所川原市で行われる県大会に出場します。