高校インターハイ・沖縄県大会は27日、ハンドボール競技男子決勝で、20連覇中の興南高校を浦添商業高校が37対33で破り初優勝しました。

豊見城体育館で行われた男子ハンドボール決勝。

男子は県総体20連覇中の興南高校と、初優勝を目指す浦添商業が対戦しました。

前半戦、試合の主導権を握ったのは浦添商業でした。

15番・新垣瑛太郎や8番・渡辺周の得点で序盤から5点をリードします。

一方の興南も、世代別日本代表の赤嶺尚太朗を中心に反撃しますが、浦商は固い守備で連続得点を許さず、4点差で前半を折り返します。

後半に入っても浦商の勢いは止まりません。

新垣とキャプテン・新里秀斗の連続シュートで最大6点差に。

興南は赤嶺を中心に高さと力で浦商を追い上げますが、要所で浦商のキーパー・島袋道がビックセーブを連発!

チームカラーの「堅守速攻」を最後まで貫いた浦添商業が37対33で興南を破り、沖縄のハンドボール史に新たな歴史を刻みました。