水たまりが蚊の発生源
一般的に見られる蚊は2種類。ヤブや草むらにいる「ヒトスジシマカ」と家の中やベランダなどにいる「アカイエカ」です。

実は血を吸うのは、産卵期のメスだけ。卵を産むための栄養源として血が必要なのです。
そして、卵がふ化するための条件が今、そろっているのだと言います。
産業医科大学 非常勤講師 三共消毒 顧問 荻野和正さん
「基本的に卵がかえるのは、水と卵の関係で幼虫になりますから、気温が20℃から25℃くらいが続くと幼虫になります」
また、産卵場所になるのが水たまりです。
雨が降りやすいこれからの時期は要注意です。
2ミリから3ミリの深さがあれば産卵場所になるため、蚊の発生源となる水たまりをなくすことが、蚊に刺されない対策の第一歩!

家の周辺では、捨てられたペットボトルのフタ、ビニール袋の水たまりも産卵場所になり得ます。

そして、ベランダでは植木鉢の皿やバケツのくぼみ、空き缶などが産卵場所に。
蚊の幼虫、ボウフラは1週間から10日で成虫になるので、週に一度は家の周辺やベランダなどを確認し、溜まった水を処理するようにしましょう。
虫除けスプレーの使い方

さらに、蚊をよせつけない対策の一つ、虫よけスプレーにも使い方のポイントが。

産業医科大学 非常勤講師 三共消毒 顧問 荻野和正さん
「ここに塗ったらここしか効かない。蚊がトコトコと来てここに皮膚があるかどうかってわからないようになる成分なんです」
露出する部分にはまんべんなく塗るようにしたほうが良いということです。














