通学や外出などさまざまな場面でバスを利用してもらおうと、山口県宇部市は7月19日から市内に通学、または住民票がある小中学生のバスの運賃を無料にします。
宇部市は県内で唯一市営バスを運行していますが、利用客は減少しています。バスの乗り方を知らない子どもも多く、バスをより身近に感じてもらうことがねらいです。
対象者には「無料乗車券」が配布されます。目的に制限はなく、通学や部活動、塾の行き帰りなど、さまざまな場面で利用できます。
篠崎圭二宇部市長
「取り組みを通じて小中学生の頃からバスを利用する機会を広げ、将来のバス利用者の増加や、子育て負担の軽減につなげていきたい」
対象の路線は宇部市営バスのすべての路線、船鉄バスの宇部市内の路線、小野地区、二俣瀬地区、吉部・万倉地区のデマンドバスです。