豪雨や台風など水害の危険性が高まる出水期を前に、岡山県や県内27の市町村などが参加する水害対応訓練が行われています。
(訓練)
「吉井川、氾濫危険情報が出ています。警戒レベル4相当でございます」

岡山県庁や各市町村などで一斉に行われている訓練です。梅雨前線の停滞により集中豪雨が発生、備前市・和気町の吉井川水系で大規模な洪水が起きたという想定で行われています。
訓練には、岡山県内60の団体、約500人が参加し、災害対応の手順を確認していきました。
(岡山県危機管理監 中川担泰さん)
「どういった対応をするかというのを確認するのが本来の訓練の目的ですので、梅雨が控えていますけど、災害にしっかり活かしていけるようにつなげていきたい」
岡山県は水害に備え、県民に日ごろからのハザードマップの確認をと呼びかけています。訓練はきょう(27日)午後5時まで行われる予定です。