年齢や性別、障害の有無にかかわらず誰もが学びやすい「インクルーシブ教育」の推進に向けた検討委員会が、5月27日、熊本県庁で開かれました。

この検討委員会は、熊本県内でもインクルーシブ教育を推進しようと2024年に設置されました。

27日の会合には弁護士や学識経験者など委員5人が出席し、インクルーシブ教育の課題などが議論されました。

菊池哲平 委員長「インクルーシブ教育の推進は、熊本のみならず世界の潮流」

県教育委員会は、2025年度の取り組みとして、同じ敷地内にある「松橋西支援学校高等部 上益城分教室」と「甲佐高校」でインクルーシブな学校運営に向けたモデル事業を進めることや、管理職研修を実施することなどを報告しました。

また、2025年度の県立特別支援学校の児童生徒は2166人で、前年度から67人増えたことも報告しました。

検討委員会は、今後も開かれる予定です。