山口県長門市の俵山でおよそ300株のバラが見頃を迎えています。

赤やピンクなど色とりどりのバラが出迎えてくれます。

長門市の山間部、俵山にあるバラ園「里山ローズ」です。

山口市の右田哲文さんと妻の尚子さんが、実家近くの荒れた休耕田や雑木林などを活用し荒廃する里山を再生しようと19年前から整備してきました。

里山ローズ 右田哲文さん
「里山再生で取り組んでますので、里山のバラ庭ということで見ていただきたいと思います」

今ではおよそ2500平方メートルに250種類、300株が植えられています。病気にかかりにくく初心者でも育てやすい品種の「アップルローゼス」や、「アルカーナ」なども見頃です。


妻の尚子さんは摘んだ花を水に浮かべたりテーブルの上に置いたりと訪れる人をもてなします。

訪れた人たちは右田さん手作りのベンチに座って花を眺めたり、園内を散策したりして楽しんでいました。

萩市から
「思った以上に自然の中にお花が溶け込んですてきだなと思いました」

山口市から
「ご夫婦が2人で作られたガーデニング、アーチとかそれがすごいお2人の情熱と愛情を感じます」

里山の豊かな自然を感じてもらおうと、生き物が生息するビオトープもあります。スイレンやコウホネなどの花も咲いていました。

自然のアヤメの株を採取して増やしているそうです。

里山ローズは6月1日まで一般に公開されています。