私設秘書が肩代わり「私の責任はちょっと別」

26日、改めて富山市内で取材に応じた堂故議員に、自身の秘書が2023年分の党費を肩代わりしていたことについて管理監督責任を尋ねると。

毛田キャスター「責任は感じていらっしゃるということですか」

堂故議員「私の責任は、ちょっとまた別のことだと思います」

秘書の薮田元県議は堂故議員にも、支部にも黙って党費を肩代わりしていたということですが、まだ、薮田元県議から説明を受けていないと言います。

毛田キャスター「秘書の方の情報管理のあり方を見直す考えは」

堂故議員「それは今、普段からそうはしてるつもりなんですけどやっぱり私が全部見られるわけじゃないのでできるだけしっかりと情報管理をこれからもしていきたい」

また、堂故議員自身もかつて支部長を務めていました。

堂故議員
「自分が支部長になって氷見市支部っていうのは本当に(党員の)数が少なくていろんな各種団体の皆さんに、あるいは議員さんにもお願いして党勢拡大お願いしたなと。正確には覚えてませんけども」

2013年10月、堂故議員が支部長として経済団体に出した文書には─

経済団体に出した文書:
「氷見市支部は県内の他支部に比して入党率が最低の現状にあり、各方面のご協力をお願いしているところであります」

党勢拡大への協力を依頼する文章が記載されていました。党費の肩代わりがあったとされる2015年当時も支部長を務めていて、肩代わりの有無を今後、事務所でも調査する考えを示しました。

堂故議員
「そこでどうだったかっていうのはもうずいぶん時間の経っている話なので、何とも言えませんが、私の事務所でも過去のこととは言えですね、できる限り調べるように指示はしています」