堂故氏は関与を”全否定”も市民の間に衝撃…
地元で発覚した党員問題に氷見市民は─
氷見市民
「ちょっとショックやね」
氷見市民
「残念やね。あってほしくない。よく分からんな。不思議やよね」「ずっと自民党はそういう風にやってたんやろ。風習で流れてたんじゃない。党内のそのものの仕組みの中で」「やっぱり政治とカネはよくない。(前支部長が)払ってたというだけでは証拠がない。みんな納得できんでしょ」


氷見市支部によりますと、党員にはそれぞれ担当の議員がいて、担当議員が年末に党費を回収し、支部を通じて県連に納める仕組みになっています。

しかし、薮田元県議は議員の引退などを理由に、担当がいない一部の党費について前の事務担当者との引き継ぎができず、納付期限が迫っていたため肩代わりしたということです。
記者「27、8万円立て替えてその後入金があった党員はいるんですか」
自民党氷見市支部 嶋田茂支部長
「それは多分いないと思います。本人はバタバタして年明けてから集金に行こうかな思っていた矢先にまあ震災が発生してそれどころじゃなくなったと。で、現在に至っていると」

薮田元県議は2023年4月の県議選で落選して、支部長を退任。党費を肩代わりした2023年末は堂故事務所の秘書を務めています。

支部長を退任しているにもかかわらず、なぜ、党費を肩代わりする必要があったのでしょうか。
自民党氷見市支部 嶋田茂支部長
「自民党の引き継ぎを前支部長としてしっかりとやって交代しなければならない。そういった思いで(党費肩代わりを)やっていただいたと思っております」
秘書の党費肩代わりについて堂故議員は─。

堂故茂参議院議員
「きょう、きょうあの、お話聞いたとこなので支部長のお話以外、今(コメントできる)材料を持ち合わせていないのでまた」

記者「堂故さんが指示されたということはないですか」
堂故茂参議院議員
「ない。ないです。ない。ない。ありません、はい」
薮田元県議への指示や関与を否定しました。