高畠町が発注した橋の補修設計業務に絡む官製談合事件の初公判がきょう山形地裁で開かれました。
裁判は即日結審し、検察は、高畠町建設課の係長に懲役2年6か月、設計会社の社長に懲役1年6か月を求刑しました。
加重収賄などの罪に問われているのは、高畠町建設課の係長の男(49)。贈賄などの罪に問われているのは、南陽市の明光技研の社長の男(58)です。
起訴状などによりますと、高畠町が去年11月に行った橋の補修設計業務の入札に絡み、高畠町職員の男が社長の男に予定価格を教え、その見返りとして社長の男から現金およそ100万円を受け取ったとされるものです。

きょうの初公判で2人は起訴内容について「間違いありません」と認めました。
