違法薬物の危険性を理解し身を守る意識を高めてもらおうと中学生を対象にワークショップが行われました。

大麻や覚せい剤など違法薬物の乱用による体への悪影響を理解し身を守るための意識を持ってもらおうと那覇市の石田中学校で全学年を対象に行われたもので、青少年の教育に40年以上携わる篠田康人さんが講師を務めました。

生徒たちは違法薬物の種類や特徴を学びグループに分かれて、薬物の乱用がもたらす体や人間関係への影響について意見交換しました。

▼男子生徒 「薬物の危険は見えなくても、常に私たちの身近に潜んでいると知った」
▼女子中学生 「友達や先輩から誘われたとしても、絶対に断るようにしたい」


警察によりますと、沖縄県内における10代の薬物所持や使用による補導・摘発件数は去年1年間で58件と、前年の1.8倍に増えています。